アイリスの完全性定理

CV：編集者A様(@hensyuusyaA)
流れの傭兵。商品として競りにかけられていたところをあやめに救出される。その仁義に惚れたと言い張り一方的にPTに加入する。傭兵としてその日暮らしをする目的は「記憶の中の、名前も定かではない恩人に報いるため」らしい。
性格はよくいる傭兵らしく豪快で陽気、粗野粗暴、言動は常日頃おちゃらけてはいるが、時に物を深く考え理知的な提案をすることもある。見かけによらず繊細な一面もあるようだ。自称フェミニストであり、女好きとして軽口を叩く様子も見られる。
「口実は作らせねぇから。俺を厄介払いしたいんだろ。言ったじゃねぇか、最初に。——あやめ、おまえさんに惚れたってな。」
「わっはっは、俺は嬢ちゃんのそういうところが好きだぜ。美徳だろ、大事にしな。」

CV:まどのことり様(@madono_kotori)
この物語の主人公。質実剛健であり、「義を以て尊しとし、不義を以て潔しとせず」を地でいく、天真爛漫な大和撫子。いわゆる非の打ちどころのない女性ではあるが、意識してそう在る（良い子で振る舞う）よう努めている側面もあるようだ。
親友かつ幼馴染のメイシェンと話しているときは、年頃の少女らしい素の一面が垣間見える。
幼少期のとある惨事を体験し、唯一の残された家族である弟を救うために村を出立。難病を治す手立てを探しているが、流れの傭兵・エルガーとの出逢いの後、目的は「全てを知る」魔女・アニを探すことへと具体化した。
一人称：わたし　二人称：あなた、きみ
「そう？　そんなことないわよ。本当のわたしはとても臆病で、メイがいなければ 一人じゃ何もできない…。もちろん、エルガー、あなたもね。」
「わたしをいつも何度でも、見つけてくれてありがとう。」

CV:恋摘もなか様(@mona_ka_san)
主人公の親友かつ幼馴染。あやめを手助けするために共に村を出立。
義理人情ありきで他人を助けられるあやめとは正反対に、金や権力など、実益をもたらすもののみを正義とする。自己を守るためなら卑劣なふるまいも厭わない。必要とあれば敵であっても強者に媚びへつらうなど、意地やプライドによらず先々の利益を見据えた選択のできるしたたかさの持ち主。
彼女が唯一損得抜きで助けるのはあやめだけである。そのひょうきんなふるまいとは裏腹に、あやめを支える、守ることに全身全霊を駆けており、利己的なふるまいも全ては「あやめを守る」ことが原理。
一人称：ワタシ　二人称：オマエ、アンタ　カタカナ混ざりのカタコト口調
「ウーン、キャッカ！　しょっぱい嘘つくなヨナ。お金の無駄遣いも許せナイ！　……オマエ、マジで言ってンノ？」
「アリガトウ、あやめ。アッタカイ。ソウ言ってクレルの、あやめだけダヨ。」