「Inocent World」これにて終了です。
このページを見ているあなたが本文を読んでくれた方なら、ここまで読んで下さってありがとうございました! そうでない方なら、またいずれ本文でお会いできるのを楽しみにしています。
あとがきを書きます。以下、特にネタバレはありません。

この作品を書き始めたきっかけは、ラワーフィとの出会いでした。いつものように何となく落書きをしていて、「花モチーフのキャラとかおもしろくね!?」とのささいな思いつきから描いたものが気に入ったために話を考え始めました。そして「花の王国とかおもしろくね!?」→花の王国誕生→「誰か来ないと話始まらないよ!」→ワーミン誕生。以降同様の流れを繰り返し、紆余曲折を経て今の形に落ち着きました。

ところでお気付きの方もいるかもしれませんが、この話のタイトルの「Inocent World」ですが、綴りが間違っています。このあからさまな間違い、何か意図があってというものでもなく、ただ間違えました。気付いたのは連載を始めてから数か月経った頃でした、今更直すこともできずにそのまま放置して終了まで持ってきました。今ここで告白します。
nの足りない無垢の世界ということでこじつけさせてください。足りないnはいったい何なんでしょうね。

タイトルといえば、いちおう思考錯誤しながら決めました。決定の一つ前は「四つ葉のサクメツロシ」でした。(これが私がこの話をしきりに「しろつめくさ」と呼んでいた理由です) 本当はこのまま決定にしようと思っていたのですが、その頃読んだある雑誌に掲載されていたあるギャグ漫画内のあるギャグネタ「イッツイノセンツワールド」に感化されて今のタイトルに落ち着きました。そして綴りをまちがえるという体たらく…。ひどいですね。

というように、きっかけから構想からタイトルから何から何までしょうもないノリと思いつきで構成された作品ですが、物語のこと、ワーミンやラワーフィのことを本当に真剣に考えて、一生懸命に描きました。また、自分なりに新しい試みにもチャレンジしたりしてみました。大切な作品、物語、世界、キャラクター達です。
長い期間をかけてしまいましたが、こうして終わらせることができてよかったです。ありがとうございました!
(2010/01/10~2012/07/30)
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