No.53
2017/11/19 好きなもの 編集
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二次をやっている時点で大なり小なり原作の改変にはなるのですから、オリキャラに限って突っ込むのもおかしな話かもしれませんが。でも作中で描かれていないところを勝手に解釈して描くのと、異物(=オリキャラ)を突っ込んで既存のストーリーや人物に関わらせて既存の世界を描くのって、程度にかなりの差がありますよね。人物、というのは物語世界を構成するにおいて大きな要素となりますし。
人物はその世界を構成する大きな要素となるのは事実であると思います。
そしてそれとともに、人物を構成する大きな要素となるのは、ひとつに、その人物を取り巻く他との関係ではないかとも。
メタベイのチームダンジョンだったら、彼らはダンジョンジムという組織に所属しているわけで、組織の構成員はあの三人だけでないはずだから、彼ら以外のジムのメンバーとの関係はあって然り。
タクティクスのザルバッグだったら、彼は北天騎士団という組織に所属しているわけで、以下同上。
すでに原作にある関係(たとえばジム内の仲良し三人組だったり、兄弟だったり)ならば、そこにあえてオリキャラを突っ込むことは明らかに原作破壊ととらえられますが、原作にはない、しかしキャラの立場や境遇から考えてあって然るべき関係を描くためにオリキャラを使うのであれば、私の中では(あくまでも私の中では)大義名分が生まれます。
立体がそこに存在しているとき、様々な角度から眺めて初めて立体であることが分かります。それと同様に、人物がそこに存在するとき、様々な角度から眺めて初めてその人物全体をとらえることができる。
私は人間の多面性が好きです。誰に対しても、いついかなるときでも、同様の反応しか見せないなんて(それはそれでおもしろそうですが、いまこの場では話題にしません)、そんなの人間じゃない。
いろんな方向から描かれる人物を見たとき私はとてもわくわくします。その人物が確かにその世界に存在しているのだなと実感することができます。
そういう感覚を味わいたくて、原作好き好き!と言いながらあえてオリキャラを使うのかなあと思いました。
とはいえ、私がよく描くオリキャラと既存のキャラクターとの関係が「あって然るべき」範疇を越えているのは明らかです。
そのへんは単純に、私の趣向故でしょう。いえもちろん、上述した内容すべては私の趣向でありますが、それらの理由が文章で長々とこじつけられるのに対して、私がオリキャラと既存のキャラクターとに行き過ぎた関わりを持たせたがるのは、ただ「私が好きだから!」「萌えるから!」とかしか言いようがありません。
ただし、「アカシアの花」は少し例外かなと思いました。あれはただ単に、「カーシュに片思いするアカシアの龍騎士」の物語を私が描きたかっただけです。カーシュの人間がどうのとかぜんぜん考えていません。
大義名分は、クロノクロスの世界観が好きでそれならではのものを描きたかった、という願望に見出すことができます。分岐された世界で抱える喜び悲しみ苦しみです。
好きな人が向こうの世界では死んでいたり生きていたり、自分を知っているはずの人が自分を知らなかったり、違う世界の自分がいたり、そういうのです。
そういうところを考えるととてもわくわくします。あの世界観が大好きなので。
世界観萌えの産物でしょうかね、あれは。あとカーシュさまが大好きだった。
そしてさらに、そう考えだしたら、そういえば私はオリキャラを描いていくうちに、関係性どうののみならず、そのオリキャラ本人の物語をも描きたい!と思うようになっているのだなと思いました。
メタベイのフェリスがそうです。あれはもともと、正宗に片思いする女の子と正宗の甘酸っぱい話が描きたい!という思いで始めたものでしたが、いろいろあって、フェリスから見たダンジョン、そしてフェリス自身の物語を描きたいと思うようになっていたのでした。
とはいえ、どんなにごちゃごちゃと御託を並べようが、最終的に「私が萌えるから!!!!!!!」描いているのには変わりません。結論はとても簡単ですね。
おしまい。