てがろぐ - Fumy Otegaru Memo Logger -

No.55

 私はけっこう前から、「私は創作で生きてる人間をえがきたいと思っているのに、私のえがく人間はある点において決定的に人間性を欠いた人間だ」って言ってます。そしてちょっと前に、「それが私の全身全霊での『フィクションだから!』なのかな…」と思いました。
 フィクションだから!という身もふたもねーよーな内容に対する言い訳ってありますよね。そんなこと現実には起こりえないでしょ!不自然でしょ!っていうのに対して言うやつです。
 私のやってるのは現実の射影でも何でもないんだから、完全にリアル生活に則った人間をえがくことにはならない。そういうことなのかな……と、今日思ったのでした。
 あんまり、「フィクションだから!」っていう言い訳はしたくないんですけどね……。
 でも、こんな喋り方しなくない?とか目が大きすぎない?とか言われたら、フィクションですから!と返さざるを得ない。
 私の抱える矛盾は、そのレベルのものなのかな。「私は生きてる人間をえがきたいのに!私の描く人間は非常に目がでかい!!」というのと同じ。

 ただ実際、上でも言ったように、私は現実の射影をしたいわけではありません。確かに、今ここに生きている私達にぐっと迫るような話が描けたらいいとは思っているけどさ。
 でも本当に現実そのまんま「リアルに」描写したようなものがえがきたいんなら、そもそもそんなの必要ない、というよりは、ニーズがまるで違う。私がやりたいのはドキュメンタリーでもノンフィクションでもない。
 だから、人間っぽいのが描きたいくせにどっかで人間っぽくない、っていうのは、それを問題にしたら根本的に私のやりたいことが覆されるようなことなのかもしれませんね。
 今日はちょっと良いことに気付いたぜ。やった!

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